特撮のDNA ~ゴジラ、富士山にあらわる~


会期:2021年7月10日(土)〜2021年9月6日(月)※

会場:山梨県立博物館(山梨県笛吹市)

主催:山梨県立博物館/UTYテレビ山梨

共催:笛吹市/一般社団法人笛吹市観光物産連盟


山梨県立博物館が所蔵する江戸時代の浮世絵師・葛飾北斎の代表作「冨嶽三十六景 凱風快晴」とゴジラが約200年の時を超えて競演を果たしたメインビジュアルが話題となりました。

本展では、新旧3世代のメカゴジラのスーツが初めて一堂に会したほか、ゴジラ、ラドン、モスラ、キングギドラ等怪獣ごとに展示を構成。『怪獣総進撃』(1968)のように、富士山の麓に東宝怪獣が勢揃いし、初出を含めて約200点におよぶ展示品が並びました。また、地元テレビ局での開催告知CMの放送、石和温泉や地元メーカーともタイアップを図り限定商品を発売するなど、地域全体として本展を盛り上げていただいたことも大きな特徴でした。

(※)新型コロナウイルス感染防止への臨時特別協力要請を受け、8月8日より休館の後、公開中止を決定。8月7日までの開催となった。


▼【初出】『メカゴジラの逆襲』(1975)のメカゴジラ2 スーツ、『ゴジラVSメカゴジラ』(1993)のメカゴジラ スーツ、『ゴジラ×メカゴジラ』(2002)のMFS-3 3式機龍 スーツと、歴代のメカゴジラが揃い踏み!



▼会場入口では『シン・ゴジラ』(2016)よりゴジラ第4形態がお出迎え



▼葛飾北斎「冨嶽三十六景 凱風快晴」(一部加工・山梨県立博物館蔵)と『ゴジラ2000 ミレニアム』(1999)のゴジラが競演



▼歴代ゴジラの映画ポスターを背景に立つ、『ゴジラ』(1984)のゴジラひな形(右)と平成ゴジラ立像



▼歴代のモスラ4体が、ジオラマの周辺を舞う



▼山梨展から建物などのミニチュアを一新。富士山を背景に笛吹市をイメージしたジオラマに、ゴジラあらわる!



▼東宝のテレビ特撮作品「超星神」シリーズのマスクやミニチュア



▼小松崎茂、梶田達二ら昭和の怪獣絵師が手がけた少年誌の挿絵などを展示した