特撮のDNA-ゴジラ 特撮の科学展-


会期:2023年3月18日(土)〜2023年5月14日(日)

会場:福岡市科学館3階企画展示室(福岡県福岡市中央区)

主催:福岡市科学館/テレビ西日本/西日本新聞社/西日本新聞イベントサービス


『ゴジラVSスペースゴジラ』(1994)の決戦の地・福岡に、特撮のDNAが上陸!

会場の福岡市科学館は日ごろから小中学生が多く訪れる施設で、アナログ・デジタル双方から「特撮の科学」を紐解く展示構成が、若い世代に特撮文化を伝える契機となりました。また『空の大怪獣 ラドン』(1956)で特撮史に残る天神の街並のミニチュア・セットを設計した特撮美術監督・井上泰幸氏を顕彰。会期中には、井上氏に師事した三池敏夫特撮美術監督によるワークショップも開催されました。(協力:福岡特撮座談会、坂口将史)

福岡展には特撮界のレジェンドも多数来場。若狭新一氏(造形師)、浅田英一特技監督、鈴木健二特技監督が会期中にぞれぞれギャラリートークを実施しました。



▼福岡の2つの名所タワーを背景にしたジオラマ。屋台街など福岡ならではの「ミニチュア・セット」も



▼利光貞三による造形をはじめ、歴代の「ゴジラの造形」が総覧できる展示構成とした



▼「ゴジラの造形」を別の角度から。背びれの表現の違いなどがよくわかる



▼福岡が舞台となった『ゴジラVSスペースゴジラ』(1994)の展示コーナー



▼『メカゴジラの逆襲』(1975)よりメカゴジラ2 スーツ、『ゴジラ×メカゴジラ』(2002)よりMFS-3 3式機龍 スーツ



▼東宝特撮を彩ったメカのミニチュアたち。これらはすべて「操演」で動かされた



▼『モスラ3 キングギドラ来襲』(1998)よりレインボーモスラを鑑賞しやすい低い位置に展示



▼特撮の匠をパネルで紹介。インタビュー動画もあわせて視聴できるようにした