特撮のDNA in 信州上田展 特撮映画の70年—それは『ゴジラ』から始まった
会期:2024年7月12日(金)〜2024年9月8日(日)
会場:サントミューゼ 上田市立美術館(長野県上田市天神)
主催:特撮のDNA展実行委員会(上田市/上田市教育委員会/株式会社テレビ信州)
後援:信濃毎日新聞社/読売新聞長野支局

会場入口では東宝特撮の70年を振り返るオープニング映像を上映。ゴジラ誕生70年を記念して、『ゴジラ』(1954)の貴重な資料(初出)から最新作『ゴジラ-1.0』(2023)で唯一作られたゴジラの造形物(リファレンスモデル)まで展示し、歴代のゴジラ作品を展観しました。
別所線千曲川橋梁や六文銭の幟旗を配し上田市をイメージしたジオラマでは、ゴジラ2000とメガギラス(初出)が24年ぶりに対峙して、人気の撮影スポットとなりました。さらに初の取り組みとして、スマホを使って特撮に挑戦する「キミも特撮ができる!」映像を展示、子どもから大人まで幅広い世代に好評を博しました。 しなの鉄道/上田電鉄では特撮のDNAデザインのフリーきっぷ、ヘッドマークを展開。地元商店街でもフラッグやポスターが掲出されたほか、上田オリジナルのゴジラグッズも多数販売されました。


▼『ゴジラ-1.0』(2023)より迫力満点のゴジラ立像がお出迎え



▼展示室の入口には、上田城を背景にした『ゴジラ2000 ミレニアム』(1999)のゴジラスーツが



▼記念すべき第1作『ゴジラ』(1954)のコーナーにはオキシジェン・デストロイヤーのプロップをはじめ、円谷英二特技監督の使用台本やピクトリアル・スケッチなど貴重な資料を展示



▼『ゴジラ-1.0』(2023)よりゴジラ リファレンスモデルなど。会期中には会場内で山崎貴監督のトークショーも開催された



▼『ゴジラ モスラ キングギドラ 大怪獣総攻撃』(2001)よりゴジラ上半身スーツ。信州上田展で初めて展示された



▼こちらも初出となった『ゴジラ×メガギラス G消滅作戦』(2000)のメガギラス飛行形態



▼上田市をイメージして構成された迫力のジオラマ。空から迫るメガギラスをゴジラが迎え撃つ!



▼「キミも特撮ができる!」と題した映像ではスマホで特撮に挑戦するノウハウを紹介。桜井景一カメラマンによる特別ワークショップ「スマホで簡単!映像の魔術“特撮”を体験しよう!」も実施された